特 集
ラクロス男子日本代表選手(2022年ラクロス男子21歳以下)選出
男子ラクロス部
箱﨑 蒼太 Hakozaki Souta
外国語学部4年
2022年8月10日(水)から20日(土) にアイルランド・リムリックで開催された第9回WORLD LACROSSE 男子21歳以下ラクロス世界選手権大会にて、箱﨑蒼太選手(外国語学部4年)が男子日本代表メンバーとして出場した。
箱﨑選手は今大会について「世界の強豪国を相手に対戦出来たことは貴重な経験だった。自分のラクロスが世界で通用すると確信を持てた大会だった」と振り返った。
日本代表では、キャプテンの1人に選出され、チームを牽引し、最終戦のイングランド戦では激闘の末に勝利を収めて世界5位の成績を収めた。
チームの得点王として貢献
箱﨑選手は攻撃の要となるアタッカーとして出場し、大会を通じてチームトップの得点を記録するなど、大会全出場選手の中でも好成績で世界に通用する実力を見せた。
海外選手との対戦について「俊敏性やディフェンスをかわすプレーから得点に繋げることが出来た」と話し、持ち前のスピードやディフェンスとの駆け引きの上手さを存分に発揮した。
一方で、海外選手の体格やパワーの差を痛感し、今後はフィジカルトレーニングを重点に行い、相手に負けない強靭な体を作りたいと更なる進化を求めた。
代表活動を通しての新たな発見
日本代表としてプレーした今大会を通して、多くの気付きや発見があったという。箱崎選手は「試合の度に激励や声援をいただき、多くの方々に応援されていることを実感しました」と、予想以上の応援に驚いたが、沢山の声援が選手たちの力になったと話した。
また、ヘッドコーチやスタッフの大会関係者が、本業の仕事がありつつもサポートしてくれる姿を見て「プレーヤーだけでは決してラクロスは出来ない。協力いただいている方々のお陰で競技ができることを改めて感じました」と支援してくれた方々への感謝を語った。
代表経験を後輩たちに伝えていく
今大会で得られた事として箱崎選手は「代表メンバー達と一緒にプレーしたことはとても刺激になった。プレー技術や戦術などラクロスの奥深さを学べました。」と話し、代表で経験したことを神奈川大学ラクロス部に伝えてチームの底上げに繋げていきたいと想いを教えてくれた。
最後に、4年生として最後の公式戦となった2022年12月11日(日)に開催された明星大学とのリーグ入替戦では、悲願の2部昇格に貢献する活躍を見せ、有終の美を飾った。
箱崎選手が残した日本代表選出とリーグ昇格の功績は後輩たちに大きな道標となったであろう。
取材後記
大学入学後にラクロスを始めて、日本代表に選出されるまでに成長した箱崎選手。
神奈川大学ラクロス部の中で一番の練習量と言われるほど地道にトレーニングを続けてきた成果が表れた。
今後は年齢制限のないA代表を目指して躍進していくと熱い想いを語ってくれた。