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2019年以来となるBリーグ昇格
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2019年以来となるBリーグ昇格

ゴルフ部
萩原 健斗  Hagihara Kento
経営学部3年 主将

 
薄井 悠真  Usui Yuma
経営学部2年

神奈川大学ゴルフ部は、2022年5月21日(土)~22日(日)に開催された関東大学春季Cブロック対抗戦にて2位の成績を収め、翌週29日(日)のBCブロック入替戦で立教大学に勝利し、2019年以来となるBリーグ昇格を決めた。
萩原健斗主将(経営学部3年)は「1、2年生の思い切りのよいプレーをきっかけに、チームが勢いに乗り、集中した試合運びで勝利を掴めた」と振り返った。
この大会で目を見張る活躍をみせた薄井悠真選手(経営学部2年)は「Bリーグ昇格はまだ通過点。下級生がさらに実力をつけることで、チーム力の底上げをしていきたい」と今後の意気込みを語った。

Bリーグで求められる選手層

萩原主将は、今秋に控えるBリーグ・ブロック戦の展開について「選手層の厚さが問われる」と話した。
これまで所属していたCリーグでは、登録選手5名の合計スコアを競うが、Bリーグでは4名選手枠が広がり、9選手の合計スコアで競う。
「メンバー全員が安定したスコアを残さないと勝ちきれない」と課題を挙げた萩原主将。
今後はエースの薄井選手を筆頭に、ショットのクオリティを高め、安定した試合運びをし、チームを牽引していきたいと決意を述べた。

笑顔でのプレーを大事に

ゴルフは自身と向き合い、力量やメンタル面との戦いなる。
試合では緊張して実力を発揮できない場面も多々あるが、チームは『上を向いて笑顔でプレー』をモットーにしている。
個人競技でプレー中は味方を頼れないからこそ、メンバー同士が互いに声を掛け合うことで、自然とリラックスしてモチベーション高まっていく。
萩原主将は「日頃からチームのコミュニケーションを大事にしている。今では学年の壁を越えて、アドバイスや意見を言い合える環境があります」と同部の特徴を話した。

紳士のスポーツを誇りに

神奈川大学ゴルフ部は『誠実さ』を求める部内倫理がある。
ゴルフは『紳士のスポーツ』と呼ばれる競技であり、ゴルファーとしてドレスコードの身なりをはじめ、規則を守ったプレーと礼儀正しさが必要となる。
審判のいない唯一のスポーツだからこそ、プレーヤー同士の誠実さによって競技が成り立つという。
萩原主将は「ゴルフは相手のプレーを称え合う素敵なスポーツです」と語り、相手を尊重する姿勢は、人として大きく成長させてくれたとゴルフへの感謝を見せた。

取材後記
『紳士のスポーツ』に取り組む彼らは、インタビューの受け答えからも誠実な人間性が伝わってきた。
この誠実な姿勢や真摯に練習するひたむきな態度が神大ゴルフ部を応援したいという気持ちを芽生えさせている。彼らの今後の活躍とさらなる成長を期待したい。