活動トピック
2部昇格に向けて
卓球部
大塚 直樹 Otsuka Naoki
経済学部4年 主将
坂本 龍音 Sakamoto Kimito
外国語学部4年 主務
関東学生卓球3部リーグに所属している神奈川大学卓球部。
今季は2部昇格を目標に掲げ、5月に開催される春季リーグ戦に照準を合わせ練習に取り組んでいる。
大塚 直樹主将 (経済学部4年)は「2部昇格には春季・秋季リーグの2回チャンスがある。2部昇格に向けてチーム全員で力を合わせていきたい」と語った。
入れ替え戦に進めるのは3部リーグ全12校の内、1校のみと狭き門であるが「今季は層の厚いメンバーが揃っており、勝てるチームづくりをしてきた」と意気込みを語った。
練習量で積み上げた自信
彼らの自信の表れは「練習量の多さ」が裏付けている。
大塚主将は「昇格に向けて、相当数の練習を積んできた」と語り、メインで使用する卓球場以外にも施設を使い、部員全員が練習参加できるよう効率的な練習の環境づくりを選手自ら行っている。
日々の練習の成果は競技への集中力を高め、試合にも繋がっており「高い集中力を維持することができるようになったので、競った展開でミスが少なく勝ち抜くことが出来る」と話し、フルセットを戦い抜く精神力の強さがチームの強みと語った。
温田哲亮監督のサポート
チームを率いる神奈川大学卓球部の温田哲亮監督は、本学卓球部OBであり、東京オリンピック・パラリンピックでは卓球競技のVPM(ベニュー・フォト・マネージャー)を務めるなど、卓球界の第一線で活躍する指導者である。
チームの主力選手として活躍する、坂本龍音主務(外国語学部4年)は「監督の紹介で、Tリーグに所属するプロ選手の練習相手として帯同するなど、貴重な経験をさせていただいている」と、温田監督だからこそ繋がりができた練習環境に感謝した。
そして、プロ選手との練習で体感した高度な技術をチームに伝えるべく、坂本選手はチームの先頭に立って後輩の指導にあたっている。
※VPM(ベニュー・フォト・マネージャー)
東京五輪・卓球競技の会場でカメラマンによる写真撮影の仕切りやサポートを行い、テレビ中継などで選手の誘導などを担う
卓球好きが強さに
最後に、チームについて問うと、坂本選手は「卓球を心から愛するメンバーが集まっており、卓球をうまくなりたいという強い気持ちから仲間と切磋琢磨して成長することができる。また、OBからも手厚い支援をいただいているので、より一層の部の繁栄を目指すことができる」と語り、坂本選手は春季リーグ戦に向けてチームを牽引していく。
取材後記
リーグ戦は新型コロナウイルスの影響もあり、2年振りの開催になる。
相次ぐ大会の中止がありながらも、決して気持ちを途切れることなく卓球に向き合ってきた選手たち。
これまでの練習の成果を存分に発揮し、悲願の2部昇格を果たしてほしい。