活動トピック

来季3部昇格を目指して
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来季3部昇格を目指して

ラグビー部
小林 佳太郎 Kobayashi Keitaro
経済学部3年 主将

関東大学ラグビーリーグ4部に所属する神奈川大学ラグビー部は、2021年10月3日(日)から11月21日(日)に開催された「秋季リーグ戦」において、1勝3敗の成績で4部残留が決定した。
チームを率いる小林 佳太郎主将(経済学部3年)は「負け越してしまったが、1勝を掴めたのは来季へと繋がる勝利となった」と振り返った。
大会を通じて、練習の成果を発揮できた場面がある一方で、フィジカル面など今後の課題も浮き彫りになり「チームが勝つために、やるべきことを明確にできたのは大きな意味があった」と来季を見据えて話した。

3年生が主体となるチーム練習

今季は、4年生が少なく、夏からは3年生が主体のチームとなった。当初はチームの足並みが揃わず、練習の士気を高められなかったために苦悩したが、小林主将は「コミュニケーションをよくとり、お互いのモチベーションを高めることを大切にした」と話し、選手に合わせて伝え方を考え、アドバイスやフォローすることに取り組んだ。徐々にチームの雰囲気も良くなり、コミュニケーションの活性化がチームに与える影響力の大きさに気付いたという。
そして「下級生はポテンシャルが高い選手が多いので、最大限能力を伸ばせるように上級生が引っ張っていきたい」と今後の想いを語った。

理想のチーム像とは

神奈川大学ラグビー部は約30名の部員が在籍しており、中山キャンパスラグビーグラウンドで練習に励んでいる。
大学からラグビーを始めたメンバーも多く、未経験でも1年生の春から試合に出場して活躍できる環境があるという。
小林主将は「みんなで助け合い、一歩ずつ前に進んでいくチーム作りをしていきたい」と話し、チームの特徴である仲の良さを生かして、学年に関係なく声を掛け合い、お互いを高め合っていきたいという。

活動発信の取組み

主にマネージャーが中心となり、インスタグラムとツイッター等のSNSで試合結果や練習風景の発信を行っている。
小林主将は「活動を知ってもらう機会を増やしたことで、たくさんの人との繋がりができた」と話し、活動発信をきっかけとし他大学からの練習試合の申し込みやOBの方々から備品をいただいたという。
「大学や指導者、OBの方々などたくさんの人から多くのご支援を頂いている。感謝の気持ちを結果で恩返しできるよう、3部昇格に向けて進んでいきたい」と想いを込めた。

取材後記
秋季リーグでは3年生ながら主将を務めチームをまとめ上げた小林主将。取材ではチームを勝利に導くための熱い想いが言葉の端々に込められていた。来季3部昇格を目標に掲げ、更なる高みを目指し一歩ずつ進んでいく彼らの今後の姿に期待したい。