活動トピック

2部リーグ昇格に向けて
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2部リーグ昇格に向けて

男子ラクロス部
吉田 輝 Yoshida akira
人間科学部4年 副主将

 
箱﨑 蒼太 Hakozaki souta
外国語学部3年

関東学生ラクロスリーグ3部に所属している神奈川大学男子ラクロス部。
現在、45名程の部員が在籍しており、練習は横浜キャンパス総合グラウンドをはじめ、土日は外部施設を利用するなど週5日の練習に励んでいる。
チームは、2021年冬に開催する『第33回関東学生ラクロスリーグ戦』での2部リーグ昇格に向けて活動しており、昇格にはグループ戦2戦全勝と入替戦の勝利が必須となる。
吉田副主将は「去年は練習試合でも勝てない事が多かったが、今年は接戦でも勝ちきれる総合力が付いてきたのでリーグ戦で発揮したい」とチーム力の手応えを語った。

勝利へのカギは『スタミナ』

男子ラクロスは、両チーム10人で15分×4クオーター行い総得点を争い、サッカーと同程度の広いグラウンドを縦横無尽に動き回る。
さらに、華麗にボールを捌きながら攻守のスピーディーな試合展開とボディアタックなど気迫溢れるプレーが醍醐味であり、高度な技術と体力を求められる競技である。
吉田副主将は「ほとんどのチームは4クオーターに近づくにつれてスタミナが切れてくるが、我々は強みであるスタミナで、最後まで走り負けないゲームを作り勝ち切りたい」と語り、日々の練習量と走り込みメニューで鍛えた無尽蔵のスタミナが勝利へのカギになると自信を見せた。

キーマンとして期待される箱﨑選手

スタミナ力とチームプレーで活躍する男子ラクロス部だが、技術面で牽引しチームの柱となる選手が箱﨑選手である。
箱﨑選手は、オフェンスプレーヤーとしてパス精度やディフェンスとの駆け引きなど、攻撃の起点となるプレーを武器に大学1年時から日本代表に選出されるなどの活躍を見せている。
実力だけではなく「チーム一の練習量」と周りから評価されるほど練習に励む姿は、プレーのみならず背中でもチームを引っ張る存在だという。
箱﨑選手は「今年は先輩方が実力者揃いの強いチームなので、一緒に2部リーグ昇格できるよう結果を残したい」と、これまで先輩方から指導いただいた感謝をプレーで返すと意気込みを語った。

周囲からのサポート

最後に、吉田副主将に男子ラクロス部の想いを問うと『クラウドファンディングと感謝の気持ち』を語ってくれた。
今年は新型コロナウイルス感染症対策で学内のグラウンド使用が出来ない影響もあり、外部グラウンドの練習環境の確保に費用の工面など壁があったという。そこでチーム内で考え抜き出した答えが『クラウドファンディング』。いざ始めると、OBや他大学のラクロス関係者など多方面からの支援が集まり、精神的にも経済的にも大きなサポートに繋がった。これにより十分な練習環境の確保をできた男子ラクロス部は、チームとして『支援者へ感謝の気持ちを、プレーと結果で恩返し』を心に刻み関東学生ラクロスリーグ戦に挑む。

取材後記
競技面や練習環境などあらゆる課題に対して、チームミーティングを重ねながら解決の道を開く男子ラクロス部は団結力の強さを感じることができた。 練習できる環境が当たり前ではないと実感した選手たちは、日々の練習に磨きをかけ、更なる飛躍を見せてくれると期待したい。