活動トピック

全日本大学準硬式野球選手権大会 出場決定
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全日本大学準硬式野球選手権大会 出場決定

準硬式野球部
宮﨑 泰地 Miyazaki taiti
人間科学部3年

 
佐藤 凛 Sato rin
法学部2年

2021年4月に開催した令和3年度神奈川大学準硬式野球連盟春季リーグ戦では、9勝1負の好成績で優勝を果たした。続く全日本出場大会予選も勢いそのままに順調に勝ち進め、見事に全日本大学準硬式野球選手権大会の出場を決めた。
春季リーグでは、佐藤凛選手(法学部2年)が攻守に渡るプレーで、『最優秀選手賞』『ベストナイン』に選出されるなど大車輪の活躍を見せ、「チームの1番バッターとして切り込み隊長を務め、チームを勢いづける」という佐藤選手が意識する役割通りの活躍でチームを牽引し勝利へ導いた。

勝利の要因とチームづくり

全日本大学準硬式野球選手権大会の出場を果たし、チームの状況について主将の宮﨑 泰地選手(人間科学部3年)に伺った。
神奈川大学準硬式野球部は、チームは投手力がとても高く、打撃陣も佐藤選手をはじめとする好打者揃いの打線が特徴だが、「春季リーグ・全国予選でも勝てたのはチームの纏まりが一番の要因です」と個々の実力よりチームワークを振り返った。
そこには、宮﨑主将が取り組んできた『規律性・マナー』を重視しチーム作りが今回の大会に表れていた。
宮﨑主将は、野球の試合でよく見られる、相手への『野次を飛ばす』などの行為は辞めるよう取組み、スポーツマンシップを持ったチーム作りを行った結果、雰囲気が良くなり一体感があるチーム力の向上に繋がったという。

準硬式野球野球部の活動とは

準硬式野球部は60名ほどの選手が在籍し、週3日2時間~3時間の練習を行っている。
野球というと硬式野球部が一般的なイメージであるが、大きな違いとして準硬式野球部は文武両道をモット―に活動しており、学業やアルバイト活動など自分の時間を確保しつつも野球に専念できる環境がある。
加入するメンバーは、中学・高校時代に野球を行ってきた経験者が大学でもサークルではなく本格的に野球を続けたいという思いから入部する方が多いという。
何より『野球が好き』という気持ちを持ったメンバーが集まっており、限られた練習時間の中でも集中して取り組んでいる。

「全国大会優勝」の目標に向かって

最後に、今後の目標として「全国大会優勝を目指したい」と語る宮﨑選手。
予選会から試合間隔が空く事が懸念しつつも、練習でも試合をイメージして1球・1球ムダにしないようにチームの意識向上を掲げた。
一方の佐藤選手も「練習中のみならず、練習外でも自主トレーニングを積んでいきたい」と語り、更なる技術向上でチームを優勝に導くと全国大会への決意を込めた。

取材後記
全日本大学準硬式野球選手権大会出場を掴むキーマンと宮﨑選手・佐藤選手。インタビューを通じ、宮﨑選手の主将としてチームを引っ張るリーダーシップと、佐藤選手の野球への飽くなき向上心を感じた。
両選手の取り組みがチームに好循環を与え飛躍していく準硬式野球部に今後も期待したい。